望月伸彦

2021年4月4日

配信の音声は難しい①

こんにちは

いまや多くの方が個人のゲーム実況~コミュニティイベントなど沢山の配信がされています。

簡単に配信できるソフトウェアや機器が出てきておりますね。

私は30年前になりますがTV局の音声技術を職としておりました。

現在は機器も素晴らしく安価になり良質な音声での配信も可能になっていると思います。

映像はモニターに映し出されているので視覚的にわかりやすいのですが、音声は耳で確認しながらも、音量が正しいのか。今聞いているスピーカーやヘッドホンで音質が大丈夫なのか?など、基準が難しいと思います。(映像もモニターの色味で変わりますが。。。)

少しずつ、配信の音声について私が感じることを書いていきます。

①回は、出力ボリュームです。(ミキシングではないです)

レベルメーターの振れを見て、自分が聞きやすい音のレベルにヘッドホンやスピーカーの音量を合わせる必要があります。

そんなの簡単!って思われる方多いですよね。

しかし、配信やYoutubeを観ても個々に音量が違いますよね。

(TVはどのチャンネルもほぼ一定です)

OBSなどで配信する場合、レベルメーターがありますので-10~-6dBあたりがピークになるように設定をする方が多いと思います。

配信中に盛り上がると声も大きくなりますよね!

そうするとあっという間に、0dBを超えてしまいます。

この時、すべての音声のゲイン(配信(例えばYoutube側)の入力側の調整)で音が小さくなります。場合によっては音割れが起こります。

配信側のゲインを抑えられてしまうと、全体の音量が下がるのでゲーム音なども大きくなったり、小さくなったり。

大きい声を出すときはマイクから離れたほうがよいですね。

配信スタッフがいない限り、ゲーム中は音声レベル見ている人はいないです。

その為に、リミッターを入れている方も多いですよね。

(簡単なリミッターのかけ方はググると沢山出てきますので。。。)

今回のポイントは自分が聞いている音のレベル。

基本のこれだけでも、聞きやすい配信への第一歩です。

音が聞きにくいと、長く観ていられないですよね!