PCCSオンラインセミナー「第1回:eスポーツ業界の現状と、ビジネスの可能性と未来戦略」より②

2025.06.06

PCCSオンラインセミナー「第1回:eスポーツ業界の現状と、ビジネスの可能性と未来戦略」より②

今回は、前回に引き続き4/23(水)開催の第1回PCCSオンラインセミナーから
「eスポーツの成長しているビジネスの側面」について載せていきます。

 

 

eスポーツは、娯楽の枠を超えた成長市場です。
広告、スポンサー、教育、イベントなど、多方面にわたるビジネスに展開しています。

 

プロeスポーツチームも世界で活躍していますし、新たなチームも力をつけてきています。
スポンサーを付けるのはとても大変なことですが、地域の小さなチームでも世界を狙っていけます。
それがeスポーツの醍醐味でもあります。

 

弊社も同じ埼玉のArneb with WoG にスポンサードしており、
大会で背中にPCCSのロゴがあり彼らの背中を少しでも押せたと思っております。

 

異業種の参入も多く、主にイベント運営費とスポンサー費用が市場の約7割を占めています。
イベントの広告やスポンサーシップを通じた企業ブランディング、
そして行政の協力も増えてきていると感じます。
特にZ世代・α世代といった次世代の消費世代にリーチできる新たなタッチポイントとして、
eスポーツは今後も大きな可能性を秘めています。

 

 

最も伸びているイベント運営の中でeスポーツ大会とスポンサーの動向ですが、
賞金は年々増加し、企業のスポンサー参入も拡大中です。
eスポーツは今や広告の新たな舞台となり、選手の収入源としても注目されています。

 

世界的な大会でも賞金額が増加
Esports World Cup 2025(サウジアラビア・リヤド)
賞金総額:7,000万ドル(約100億円)

 

国内だと
2025年3月に行われたCAPCOM CUP 11
ストリートファイター6
開催場所も日本・両国国技館
優勝賞金100万ドル(約1億5000万円)にもなりZETAの翔(Kakeru)選手が優勝し、格闘ゲーム史上最高額の賞金を獲得しました。

 

1月に行われたApexの世界大会ALGSを代表が観に行ったのですが、
海外から応援しに来ているサポーターも日本のサポーターも大変盛り上がっていました。
札幌市に約13億円の経済効果をもたらしたと試算する記事もありました。
札幌市内には約70社以上のゲーム関連企業もあり、「ゲームの街・札幌」としてのブランド構築を目指しています。 ​
日本全国「eスポーツの聖地」を目指している地域もたくさんありますね。

 

次回はeスポーツタイトルや活動の広がりについて載せていきます。

 

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第2回PCCSオンラインセミナー開催決定!

「第2回:地域と教育現場に広がるeスポーツ、その現在と可能性」
2025年6月18日(水)19:00-20:00 本編予定 ※のち、質疑応答等

詳しくはこちら!
https://www.pccs.co.jp/event/3624/